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究極の株価タイミング
著者 | 価格(税込) |
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レイモンド・メリマン 丸子あゆみ訳 |
10,120円 |

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▼ 内容紹介
昔から、基本的にサイクルのパターンは不変です。なぜなら、周期、サイクルとは人間心理に基づいた喜怒哀楽が織り成す感情、さらに生死のサイクルから生まれたものだからです。人間は同じ過ちを繰り返す動物でもあるからでしょう。本書で究極のサイクルをマスターすれば、どのような分野でも応用が効きます。
日米株価の壮大なサイクルを調べるうちに、サイクルパターンとはある意味ではチャート・フォーメーションといってもよいだろう。それゆえ、相場全てに当てはまる。無論、それぞれの市場にはスパンの異なるサイクルが存在するが、サイクルパターンについては限られた種類のみが存在するだけで、あらゆる市場で適用される。また米国のある時期のサイクルパターンが日経平均株価にも出現することがあり、その逆もしばしばみられる。たとえば、日経平均株価の1992年からの相場展開が、かつてのNYダウの1965~1981年のサイクルパターンで出現していたこともその1例である。
サイクルの研究は「先行指標」における予測の分野で、起こりうるトップやボトムの時間帯をかなり以前から予想するもので、通常の遅行指標のテクニカル分析とは異なる。また両者を併用することで確実性を高めることも可能だ。その手法については本書に余すことなく記述した。
本章ではサイクルの確認という主題に焦点を当てている。この研究から我々はサイクルの「パターン」や「構造」を理解する重要性を把握できる。ある意味でこれは、パターン確認がその専門分野となるテクニカル分析の巨大な研究への足がかりとなるし、サイクルそれ自体の研究を理解することが非常に有益な助けとなることを裏付けるであろう。このことからサイクル研究が単に時間の間隔を測定することではないことがはっきりするはずだ。これらの時間帯で生じた株価変動そのものの構造を見極め、将来を予測する能力が身に付けることができると期待される。
第 1章 米国株価の壮大なサイクル
第 2章 サイクルの特徴
第 3章 米国株価の壮大な歴史
第 4章 54年コンドラチェフ波と米国株式
第 5章 米国株価長期サイクル徹底検証
第 6章 サイクルの基本パターン認識
第 7章 日本の株価における長期サイクル
第 8章 米国株価の4年サイクル
第 9章 4年サイクルの構造
第10章 日本の株価における4年サイクル/サイクルパターンと位相の分析/18.5ヶ月サイクル
第11章 日本の株価における48週サイクル/日経平均株価におけるプライマリーサイクル
第12章 サイクルに関する6つのテクニカル分析ツール
第13章 日経平均株価のプライマリーサイクルのトレード/サイクルの完了を示すテクニカル研究
第14章 米国株価における50週サイクル
第15章 米国株価におけるプライマリーサイクル
第16章 ここからどこへ?富を築く
第17章 編集部編:サイクルを利用した実践予想
▼ 著者
レイモンド・アレン・メリマン

米国ミシガン州ポンティアック生まれ。
1969年
ミシガン州立大学卒業。(心理学専攻)
1986~1987年
プルーデンシャル・ベーチェ証券のコモディティースペシャリスト
1987~1990年
シアソン・リーマン・ハットンのインベストメント・エグゼキュティブ
1990~1994年
ペイン・ウェバー証券のアカウント・バイスプレジデント。
1994~2001年
国際占星学研究協会(ISAR)会長
ISAR(The International Society for Astrological Research Inc.)プロフェッショナル・アストロロジャー、サイクル・アナリスト。投資顧問会社 メリマン・マーケット・アナリスト(Merriman Market Analyst Inc.)社長。
米国におけるサイクル・アナリスト、アストロロジャーの第1人者。日本で初めて相場アストロロジーの理論、及び、相場サイクルの理論を紹介。