DVD 解説!デイトレード

米国で著名なデイトレーダー養成機関プリスティーンの創始者オリバー・ベレスの発想も言及しながら、デイトレードの今日的意義や、留意点を解説。いかにしてコンスタントに勝ち続けるか。

林 康史の「デイトレード実践講座」

木村 喜由の「経験的デイトレード論」

講師 価格(税込)
林 康史/木村 喜由 17,000円

第1巻 

林 康史の「デイトレード実践講座」

講師 収録時間 価格(税込)
林 康史 140分 9,000円

<1> デイトレードのメリット・デメリット 

定義/背景/意義/実践のポイント

<2> デイトレードの考え方・留意点~マーケット構造の理解

マーケットの変動に関する理論/相場変動の読み方

<3> 短期売買の心構え

オリバー・ベレスの発想を言及しながら、デイトレードのポイント54項目を解説。

<4> 付録.模擬ディーリング

為替インターバンクの模擬取引を解説し、短期売買のスタンス・特徴を認知する。

▼ テキスト紹介

デイトレードのメリット・デメリット

意義

① 様々な金融リスクがあるなかで、価格変動リスクに特化したい場合、短期的取引ならざるを得ない。あるいは、時間のもたらす不確実性を極力、排除する取引と位置づけることができる

② ゲームのルールを単純化する~予測の確度とも関連

③ 永遠の時間枠で取引することはできない

④ デジタルな視座~ON/OFFを瞬間毎に認識する

⑤ 供給の弾力性の違い

供給は長期が短期よりも弾力的(財の供給ばかりでなく、金融の供給も短期的には弾力性が低いか)。需要の増減後、供給が増減するには時間がかかる。供給が需要を喚起するにも時間がかかるか

⑥ 取引回数を重ねると取引技術の差が現れる

⑦ 短期取引に向いている商品と向いていない商品

外国為替は、Strategic Asset(buy and hold)か、Tactical Assetか。ヘッジを機動的に行う→短期売買

⑧ 行動心理学でいう所有効果が低減される~ストレスからの解放

⑨ 本能としてのスペキュレーション

⑩ 企業として行う意義は……。情報の優位(③とも関連)

実践のポイント

リクイディティ、取組の厚み

確率・シグナル・反応

システム

市場参加者の行動分析

心理的側面の重要性(自己規律、意思)

短期予測技法……月足、週足、日足、時間足、30分足、5分足、分足の見方

運用技法・ルール

戦略・資金管理、成行、損切り、リスク・コントロール(フィルター・ルール、ギャンの運用ルール)

デイトレードの考え方・留意点~マーケット構造の理

マーケットの変動に関する理論

自らのマーケット観(相場観ではない)の確認。ファンダメンタルズvs.砂上の楼閣(Castle in the Air)vs.ランダム・ウォーク。モメンタム戦略と逆張り戦略の有効性(効率的市場仮説について)

相場変動の読み方

留意点:思考体系の自覚、目的の明確化、スタイルの確立、スキル、リスク許容度の認知、期間の明確化、情報交換、他人の立場、検証

「短期売買の心構え」解説テキストからの一部コンテンツ抜粋

1)迷った時には、ポジションを手仕舞う。

2)ポジションを取り直すことはできる。

3)ポジションをすっきりさせれば(手仕舞えば)、頭の中もすっきりする。

4)ボンクラが利益を上げることも時にはある。

5)20パーセント下落した銘柄で5パーセントの損失で済んだのなら、それは敗北ではなく勝利である。

6)最良の防御は最良の攻撃である。

7)ポジションを手仕舞うことは、明日もポジションをとれることを意味する。

[オリバーの発見]
1)[略]マーケット参加者が正しい銘柄を間違ったタイミングで買って、すべてを失う可能性がある

2)[略]「間違った」銘柄でも、正しいタイミングで買えば、利益をあげることがある

3)[略]株価の上昇を招く力は、***

供給の弾力性が低い

長期的には価格変動はファンダメンタルズに従うとして、短期的には価格がブレるという現象があるでしょう。これは、需要・供給の弾力性が短期では低い、つまり、需給の多少の変化で価格が大きく変動するということと関係があると考えます。財の供給の場合はわかりやすいのですが、金融における供給の場合も、基本的には、とくに供給は長期が短期よりも弾力的だと考えられます。これは、もちろん仮説ではありますが、需要の増減後、供給が増減するには時間がかかるということで、また、供給が需要を喚起するにも時間がかかると考えられます。

そうであれば、価格変動を取りにいくには短期的な売買が優れているともいえるでしょう。また、短期売買は基本的に順張りがふさわしいということになります。上昇するものを買い、下落するものを売るということです。もちろん、フリードマンの指摘するように、最後まで調子に乗ってポジションを維持し続ける愚を犯さないということは必須です。

実態としては、短期的に変動する価格は、本質的な価値を表していないと考えられます(こうしたフラクチュエイションは、短期の価格が本質から乖離している可能性を示していると考えられます。ただし、長期的に変化した価格が本質的な価値を表しているとは限りませんが、一般に、短期よりは実質的であるということができるでしょう)が、そうだとすれば、短期売買を行うことで実質的な価値との差を取りにいける可能性があるということになります。ポジションを長期に持つということは、期待形成を取りにいくという立場からは、最後まで調子に乗っている愚ということになるでしょう。

こう解釈すると、短期売買は実質の価値との乖離が拡大・縮小する中で利益を得る取引であり、長期売買は実質が変化することによる利益を取りにいく取引だといえます。

短期取引に向いている商品がある

商品によって、短期取引に向いているものと向いていないものがあると思います。株はあまり短期売買に向いていると思いません。外国為替は向いていると思います。むしろ、長期売買には向いてないといってよいと思います。アセットは大別して2種、つまり、ストラテジックアセットとタクティカルアセットとがありますけれども、例えば、外債というのはどちらでしょうか。ストラテジックというのは要するに、それだけである程度分散投資がはかられていて、Buy& Holdで、買ってずっと持っていることのできる投資対象ということです。

もう一つのタクティカルアセットというのは、分散が効いていないので、逆に言えば、ここぞというときに一発仕掛けるというものです。これは論争がありますが、ローゼンバーグはAIMR〔2000年〕に外債はストラテジックアセットではないと書いています。リートーマスはストラテジックアセットだということを言っています。要するに極論すればわかりやすいと思うのですが、プラザ合意以降に(あるいはニクソンショック以降でもいいのですが)、ずっとドルを売りヘッジしていたとします。ドルの買いポジションをヘッジするためにドルを売っていたら、今どうなっているかと考えてみると、そのヘッジは見るも無残ですね。たぶん金利差だけで無価値になっていると思います。

一概には言えませんが、一般的には、為替のヘッジは短期の場合にのみ有効であるというのがコンセンサスかもしれません。フルヘッジを続けているのはほとんど意味がありません。簡単に言ってしまうと円をずっと持っているのと同じ、あるいはそれ以下です。リスクだけとってコストを払っている可能性が高く、非常に下手な運用をしているということです。基本的には短期のヘッジこそ為替ヘッジは有効であるといえます。ただ、ヘッジしないほうがいいのかということになると、ヘッジしたほうがヘッジしないよりはリスクが小さそうだという程度のことはいえます。為替は長期取引ではなく、短期取引に向いた商品だろうと思います。

 

 

第2巻 

木村 喜由の「経験的デイトレード論」

講師 収録時間 価格(税込)
木村 喜由 110分 9,000円

外資系証券で長年手口分析を行ってきた経験を生かし、裁定業者やヘッジファンド、証券系ディーラーなどの行動パターンを踏まえた上で、現在の株式市場に適した売買テクニックやテクニカル指標について伝授します。このテーマでは初公開!

<1> 短期トレーダーになるために
<2> 実践チャート解説
島津製作所/日産自動車/武田薬品工業/アドバンテスト/ボッシュオートモーティブ/ソニー/日本食品化工/住友石炭鉱業/三井松島産業/三井鉱山

▼ テキスト目次

短期トレーダーになるために

1)なぜデイトレードをしたいのか
2)まず装備の点検を
3)トレードテクニックの確認
4)日々の資産管理の重要性
5)生活習慣の戒め
6)勝利への方程式を意識せよ
7)テクニックより心理コントロールが重要
8)自分にあったトレードスタイルを
9)勝つために払うコスト
10)木村喜由のマーケット・ウィズダム

実践チャート解説

図1 島津製作所 日足 
図2 島津製作所 週足 
図3 日産自動車 月足 
図4 日産自動車 週足 
図5 日産自動車 日足(1) 
図6 日産自動車 日足(2) 
図7 武田薬品工業 月足  
図8 武田薬品工業 30分足 
図9 アドバンテスト 週足  
図10 アドバンテスト 日足(1) 
図11 アドバンテスト 日足(2) 
図12 アドバンテスト 日足(3) 
図13 ボッシュオートモーティブ日足(1)
図14 ボッシュオートモーティブ日足(2)
図15 ボッシュオートモーティブ日足(3)
図16 ボッシュオートモーティブ 週足  
図17 ソニー 日足(1) 
図18 ソニー 日足(2) 
図19 ソニー 日足(3) 
図20 日本食品化工 日足 
図21 住友石炭鉱業 日足 
図22 住友石炭鉱業 15分足 
図23 三井松島産業 日足 
図24 三井鉱山 日足  

勝利への方程式を意識せよ

・最終的な目的は、一定期間内の利益の極大化
・平均勝ち金の最大化、平均トレード期間の最短化を調和的に追求せよ
・運用効率と精神衛生をよくするカギはスムーズなロスカット
・時は金なり、しかし拙速は禁物

図6 日産自動車 日足(2)

02/06/04-02/12/02
頻繁にマドを開けている。単純にマド開け、マド埋めのセオリーを信じていてもうまく行かない。
勢いが付きすぎた場合には逆方向に走るので、順張り、逆張りとも可能。

図14 ボッシュオートモーティブ日足(2)

02/08/12-03/02/18
吹き上げの後に急反落は付き物。急落の後に急反発は付き物。
再び「木村パターン」が発生し、新たな上昇トレンドに入った


▼ 林康史プロフィール

林 康史(はやし・やすし)

立正大学経済学部教授/法学修士。

主な担当分野

【学部】金融論、国際金融論、証券論、中国金融。

【大学院】金融特論、金融特殊研究。

 

大阪生まれ。大阪大学法学部卒。法学修士(東京大学)。クボタ、住友生命保険、大和証券投資信託、あおぞら銀行(職務経験は、輸出営業、原価管理、為替ディーラー、エコノミスト、ストラテジスト等)を経て、2005年から現職。華東師範大学(客員教授)、一橋大学(非常勤講師)、日本学生支援機構 機関保証制度検証委員会(委員長)等。その他、評論活動等。

 

主な著書・訳書
『株式投資 第4版』『基礎から学ぶデイトレード』(監訳)『マネーの公理』(監訳)以上、日経BP社、『決定版 株価・為替が読めるチャート分析』『ジム・ロジャーズ中国の時代』(共訳)『人生と投資で成功するために娘に贈る12の言葉』(監訳)『欲望と幻想のドル』(監訳)以上、日本経済新聞出版社、『欲望と幻想の市場』(訳)『相場のこころ』(訳)以上、東洋経済新報社、他。DVDに、『テクニカル分析を極める短期集中講座』(全4巻=8本)『相場で勝つための心理学』『解説!デイトレード 第1巻』『BS―JAPAN 相場の心理学(上・下)』、他。

 

現在の研究テーマ

(1)金融システム・金融法

(2)マーケットストラクチャー・価格形成メカニズム

(3)行動ファイナンス

(4)パーソナルファイナンス

(5)金融教育

(6)ドル化

(7)貨幣論・地域通貨

(8)マイクロファイナンス

(9)商品論

(10)石橋湛山

 

主な研究実績
(1)共著(木下直俊・林康史)

「“ドル化”国の中央銀行の役割と政策」全国銀行協会『金融』(第800号)2013年11月

(2)共著(林康史・木下直俊)

「ドル化政策実施国における金融政策―エクアドル・エルサルバドル・パナマの事例―」『経済学季報』(第64巻第1号)2014年7月

(3)共著(林康史・歌代哲也・木下直俊)

「エクアドル・エルサルバドルの補完通貨UDIS」『経済学季報』(第64巻第2・3号)2015年1月

(4)共著(林康史・劉振楠)

「グラミン銀行とマイクロファイナンスのコンセプト―奨学金制度のビジョン再検討のために―」『経済学季報』(第64巻第4号)2015年3月

(5)共著(畠山久志・林康史・歌代哲也)

「外国為替証拠金取引規制―わが国におけるFX取引の沿革と現状―」『経済学季報』(第65巻第1、2、3・4号)2015年8月、11月、2016年3月

(6)単著

「貨幣とは何か」『貨幣と通貨の法文化』第11章、国際書院 2016年9月

(7)共著(潘福平・林康史)

「人民元の為替相場制度の変遷」『21世紀資本主義世界のフロンティア』第5章、立正大学経済研究所研究叢書31巻 2017年3月

(8)単著

「経営とガバナンスから見た食の安全―日本・中国・韓国の比較―」『経済学季報』(第67巻第2・3号)2017年12月

(9)共著(木下直俊・林康史)

「オデブレヒト汚職事件と中南米諸国への影響」『経済学季報』(第67巻第4号)2017年3月

(10)共著(歌代哲也・林康史)「ベネズエラの共有通貨Panal」『経済学季報』(第67巻第4号)2017年3月

 

所属学会

日本金融学会、金融法学会、法と経済学会、法文化学会、行動経済学会、FP学会

▼ 木村 喜由プロフィール

木村 喜由(きむら・きよし)

日本個人投資家協会 理事

東京大学経済学部経営学科卒。朝日生命保険相互会社にて企業向け融資業務などを担当、その後、日本勧業角丸証券株式会社を経て、株式会社勧業角丸経済研究所にて、機械・電機などの企業分析を担当。ソジェン証券会社(現・ソシエテジェネラル証券会社)に渡り、調査部シニア・アナリストとして加工産業、金融業などを中心に分析。東海銀行に入行し、資金証券部チーフストラテジストとして活躍後、独立。企業財務分析とテクニカル分析を駆使した的確な市場予測と相場観に定評。日本テクニカルアナリスト協会理事、日本個人投資家協会理事。日経サテライトニュースなどの出演や多数の経済誌にも執筆。