5日前参照ブレイクシステム

5日前のレンジを利用

計算式・トレードタイミング

1. 前日からカウントして、5日目をレファレンスバーとする。

2. 本日の始値はレファレンスバーのレンジ内である。

3. 本日、レファレンスバーをブレイクする。

4. 上方ブレイクした場合は買い、下方ブレイクした場合は売りを仕掛ける。

5. 利食いは利益の出た始値。

6. ロスカットは買いの場合、レファレンスバーの安値、売りの場合はレファレンスバーの高値。

買いの場合

このケースはレファレンスバーのレンジが広く、寄付がレファレンスバーのレンジの中で発生しやすい。一方、ブレイクには相当の値幅が必要である。

 

売りの場合

このケースでは、5日前のレンジが狭いので、ブレイクしやすい。一方、始値がレンジ内でスタートするのが難しいといえる。その代わりある意味「レンジ縮小からのブレイクアウト」を5日前参照で行なっているとも、4日間のレンジ方向性を確認するという意味でも、非常に面白いブレイクアウトである。実際、通常の相場観察では、全くの「ハラミ足」であるにすぎないのに、この参照方法では「下方ブレイクアウト」であり、その後の相場も実際その方向に流れていることがわかる。

 

非適格ブレイクの例

値が非適格

この例では①の買いブレイクの逆であるといえる。つまり、参照レンジが広いにもかかわらず、すでに始値が参照レンジを下に抜けているため、レンジ内スタートになっていない。実際に仕掛けても利益になっていたケースであるが、5日前に対するギャップダウンはリスクが大きいとして見送るのが特色といえる。

 

参照レンジをブレイク出来ていない

このケースでは、始値はレンジ内にとどまっているため条件に合致しているが、当日の値動きにおいて下方へのトライがフェイル(失敗)し、元のレンジにとどまってしまった例である。この例では5日前のレンジへの下方ブレイクが失敗し、翌日もレンジ縮小し、その後は一気に上方ブレイクしている。このように、この5日前レンジ参照システムは相場観察としても非常に有効である。


上記掲載内容はプレミアムMAX 金融レポートで連載した「新トレーディング手法解説バージョン(2012年9/17号~2018年1/30号)」から抜粋、テーマ別にわかりやすく編集しています。